私が入会した当時の事からお話します。
当時は朝焼けを見るのが楽しみと、朝食が美味しかったことです。当時は8時以前には起きない生活で、おきたらすぐに食事でしたので、あまり美味しくありませんでした。この2点だけで毎週休むことなく参加することができました。
それからモーニングセミナーでの様々な事、例えば、朝礼、歌、倫読、講話などからいくつかの気付きを頂くことができました。並べるときりがないのでここでは話しませんが、さらに、頂いた役を楽しんで出来る事、その役をとおして皆様の役に立てているかもしれないという喜び、また、季節が変わると朝の情景も変わって毎週それを楽しめる事、さらには、途中から息子が一緒に行ってくれる事で、また朝のシチュエーションが変わり、コミュニケーションも増えた事です。ただ言えるのは、時々通っていたのではこのような状況を楽しむことが出来なかったと思います。これがこれから話すことで重要な事です。
私のモットーは一度始めたことは休まずに続けることです。それはその事を理解するのに必要な事であると思います。たまにきて、良かった、これは素晴らしいといっても、人間はすぐに忘れる、または本当はわかってないのではないかと思います。だからこそ続けることで忘れないようにすることが必要だと思います。だから、出来るだけ会の主催する様々な催しに参加することで、忘れず、少しずつ理解ができて、自分に落とし込めるようになっていくのだと思います。数回出席しただけですべてを理解できたのなら、もうくる必要はありませんし、そもそもわかってはいないのだと思います。きつく言うと思い込みであり、おごりであると思います。人間はいつまでたっても未熟であり、だからこそ勉強し続けなければならないと思っています。
本題ですが、役職者研修に行ってわかったことを羅列します。すでに知っている方はいらっしゃると思いますが、私にとってはこれがとても新鮮で新しい情報なのです。マニュアルに書いてあることもありますが、自分がそれだけ目を通していないかがわかります。それは先ほど言ったように自分の思い込み、おごりなのです。
1、月に1回、本部から講師を無料で呼べて、月4回のうち一回はこれで埋めることが出来ることです。
※自分たちが払っている会費で、素晴らしいレクチャラーの講話を聞けていたとこや、あとの3回の講師は、役員の方々が必死で探してくれている事に気づきました。更に、そのセミナーに貴重な時間を使ってお誘いしてくれている事に感謝して、なるべく多く参加をするべきだと言う事を痛感しました。
2、会費の細かい使われ方が役職者必携の最後に書いてある事です。
※役員必携を頂いたにも関わらず読んでいない自分がいることに気づき、また会員のため、普及のために、会費がちゃんと使われていることがはっきりとわかりました。イベントや冊子を出来るだけ利用する事で、多くの気づきや良いことがあり、そう考えると会費はとても安いものであるはずです。
3、普及するにあたって卑屈になる必要はなく、堂々と勧めればよいよと言う事です。
※自分が普及する場合にどういう態度で進めたらよいのかわかりませんでしたが、こんな安い会費でこれだけの学びを提供してくれて、良い事を実践できる会は、堂々と勧めてよいと思いました。
4、倫読を毎回させる事の意味が少しわかりました。
※内容を理解すること以外に本を忘れてはいけないことに気づき、繰り返しする事の大切さを改めて感じました。
この4つ目の意味ですが、一番感じた事を書かせていただきます。
会社の場合は創始者の目的や思いがあります。会社が大きくなるにつれて目標がずれたりすると、会社はぎくしゃくして、最悪の場合は破綻する事もあります。ですので、最初のこの目的や思いを忘れてならないという事です。という事は、この倫理法人会に置き換えると、創始者である丸山敏雄さんが必死の思いで作った、目的、目標、思いを常に忘れないようにするためであり、内容を理解し自分に落とし込み、仕事や生活に生かしてほしいという願いがあるのだと感じました。
また、何をするにしても基本があるという事です。基本である本を忘れてはならないという事を言っています。本があってこそ新しいことにチャレンジする資格があるのではないかと思います。その本を忘れないようにするために、毎回、倫読をするのだと私は理解しました。
最後に、前に話したように人間は忘れやすく、おごり易く、理解しているようで理解していない部分が多々あるため、繰り返し、繰り返し、倫読をし、講話を聴き、朝礼をし、歌を歌うのです。洗脳と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、私はまったく違うと思います。なんども言いますが、本を忘れないようにするためです。
みなさん、せっかく1万円払って入会していますので、なるべく多くの催しに参加して頂いて、この会の面白さを理解していただけたらと思います。
PS.帰りに相場さんが連れて行ってくれた「幻のカツサンド」はおいしかったです。
磐田市倫理法人会 広報副委員長 佐々雅之