中桐さんが控室にいるときに初めてお会いしてまず感じたのは「背が高い!」でした。それになぜか短パン・・・。また、バレーボールの選手と言っても通りそうなイメージでした。少し緊張した様子でした。
さて、講話が始まると、話し方がなんとなくいつもの講話者とは違いました。ご自分のドキュメンタリー小説を読んでいるようでしたが、逆に話の中へ引き込まれました。それに演台をフルに使って右へ左へ・・・目が離せませんでしたね。なんて変わった人だろうと思いましたが、しかしながら終了まで全く眠くならず、同じテンションを維持出来ていた自分に気が付きました。
集合写真の撮影後の感想動画を撮影する時には緊張はほぐれていたようです。実は私は撮影に失敗し、テイク2をお願いする事になりましたが、ニコニコしながら快く引き受けてくれました。背も高いが人間も大きい!
さて、講話の内容ですが、「私は万里子」という題名のままでした。自分自身の半生を解り易く、正直に話されて、また、それぞれに時代での気持ちの変化、性格の変化、気づきなどをうまく表現されていたように思います。
常に向き合ってくれている人がいたことで、自身を卑下したりせず、常に自信を持ち続けられたというお話しがありましたが、これは今回の講話のポイントでもあったと思います。このとき私はとても感動し、大切な事に気づきました。それは自分をいつも見てくれて、信じていてくれる人がいると言う事でした。今更と思われる人もいると思いますが、いつも自分を見ていてくれる人がいる事で、それを無意識に感じていて、何事にも頑張っていられるのだと確信した瞬間でした。そういった人が身近にいれば、不登校、暴力、自殺などが減るのかもしれませんね。
常に人に向かい合う。これは倫理法人会の教えにもあるような気がしますが、相手を変えさせるのではなく、自分が変わり相手に向き合うことが大切なのですね。
今回の講話は私だけでなく、会場に来た皆さんにも有意義なセミナーだったと思います。3部作ということで、次回もとても楽しみにしています。
ありがとうございました。
磐田市倫理法人会 広報副委員長 佐々雅之