万象我師② 自然は真理の百科事典、書籍はそのインデックスである。万象は真理の顕現であり、芸術の開花である。目を開いてこれを見、口をすすいでこれを味わい、 心を空にしてこれに対するとき、興味津々 地上は喜びの楽土と変ってく…
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四 人は鏡、万象はわが師
万象我師① 人は人、自分は自分と、別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。山彦のよべば答える、それにも譬えられる。にこにこして話し…
三 運命は自らまねき、境遇はみずから造る
運命自招② 目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一度こうと目的を定めたら、終始一貫やってやりぬく人、これが世に言う成功者である。 「天は自ら助くる者を助く。」 ぐずぐずして、いくらその時があっても手…
三 運命は自らまねき、境遇はみずから造る
運命自招① 人の一生は、運命という、どうすることも出来ない力で、きまった道筋を引きずられていくものである、というように信じているものがある。そして生まれた年月日、又時間がわかれば、その人の一生はすっかりわか…
二 苦難は幸福の門
苦難福門② これがはっきりとわかれば、もう苦難を恐れきらうことがなくなる。いや、よろこんで苦難に立ち向う。にっこり笑ってこれに取りくむ。そして苦難の原因になっている生活のあやまり、本意の不自然さを取り去ると、かつ然として…
二 苦難は幸福の門
苦難福門① 人が恐れきらっているのは苦難である。中でも病気、災難、貧苦・・・ 世に少しの苦しみもないという家はまことに少ない。必ず何か一つ、「これだけが片づいたら」と念じている「困ったこと」がある。これが今までは「ただの…
第二 万人幸福の栞 一 今日は最良の一日、今は無二の好機 ②
日比好日② 「気づいた時、気がるに、喜んでさっと処理する。」「気づくと同時に行う。」―lこれは成功の秘訣、健康の秘法である。ずぼら者、ぐずつく人、これは皆「今」をとりにがす人。光陰矢の如し。 「時は得がたくして失い易し。…
第二 万人幸福の栞 一 今日は最良の一日、今は無二の好機 ①
日比好日 今日はまたとめぐって来ない。昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。今日の外に人生はない。人の一生は、今日の連続である。 昨日を悔い、明日を憂える人がある。これは、今日の影法師にびくついている人。 …
第一 新世の発見 「赤信号」 ②
私共はこうして、苦しみに出あっては、正しい道に引きかえしますので、心が朗らかで、いつも安心して暮らせるだけではありません。正しい生活につれて、当然集まる豊かな物質、明るい環境、おおらかな健康とを身一ぱいにうけて、喜びの…
第一 新世の発見 「赤信号」 ①
この事がはっきりとわかってみますと、これまで不幸だ、災難だと恐れきらっていた人生の苦難は、実は、「自然なレールからはずれたぞ、それでは不幸になるぞ」と注意してくれる赤信号であり、一歩すすんで、その苦しみをおそれずのがれず…