本日は大変お忙しい中、講話して頂き感謝感激です。講話の中で警察官になった理由を聞いたら、「金儲けをしたい・女性と接したい」。そんな理由で警察官になった人には、この警察という仕事は向いていないから、ほかの仕事に着いた方が良いよ!というお話がありました、私達法人も、人を雇用するにあたって、このような場面に出くわします。
「金儲けをしたい、良い女と出逢いたい」というのは、働いたあとでついてくるもの、欲望また我欲有りきでは、職務を全うできないのは警察官だけではないと思います。それでも、何かを買いたいから働く・どこそこに行きたいから働く・幸せになりたいから働く、通常はこんな考えだと思うんです。しかし、私達倫理法人会では「働きが一切であり、働きが人生である。働きが生命である。」という教えなんです。木村署長が「警察という職業を選んだのではない、警察官という人生を選んだ」と言っていました。正に同じことなのです。そしてこんなことも倫理では言っています。
「世に楽しみは多い。好きなものを食べる、美しいものを見る、よい着物を着る・・・いろいろの喜びの中で、どれほど続けるも、如何にひどくても、いよいよ高まり深まっていくのは、働きに伴う喜びである。地味で素朴で尽きぬ喜び、中でも、まことの働きにより、人を助け、人を救い、人の喜びをわが喜びとする。その喜び、これこそ地上無比の喜びである。」
「自分の仕事が誰かから愛されている」仕事に携わる者として、これ以上に無い喜びです。
警察という仕事は、人間が人間である限り、なくてはならぬ仕事。
そして、万人に愛される仕事!
愛とは「結びつける」ことを本質としています。
別々の存在を結びつける力が愛です。
時にその愛は、悪縁を断ち切り良縁と結びつける力を持っています、
警察官って「愛の戦士」なんですね。
3月で退任とお聞きした署長が「警察官という人生」を選んだのであれば、本当の退任はまだまだ先ですね。(^◇^)
それでも、今迄私達に安心と安堵の時間を作って頂き、本当に有難うございます。
木村署長に負けないように、倫理法人会の運営中だけが倫理感をもつ会員ではなく、外に出た時こそ、その倫理感の活躍の場をいっそう実践、発揮させるように、日々精進していき、心のネットワークを拡げ、共尊共生の精神に則り健全(秩序を守る)な繁栄を実現し、こと磐田市の発展と美しい世界づくりに貢献していきたいと思っております。