みちえ先生 早朝から磐田市倫理法人会の為に汗をかいて頂き誠に感謝いたします。今日のお話しは私達が学んでいる純粋倫理と相通ずるものがありました。
項目の①「心が疲れていませんか?」の問いかけは、万人幸福の栞7条である「肉体は精神の象徴・・・」と繋がります。7条の巻頭に「人は、骨と肉と血と皮と・・・から出来ているが、これだけで生きているのではない。これは、たましい(魂)すなわち心があって、一人の人間として生命があるわけである。」「しかし心は(生命)はいったいどこにあるのやら・・・」と入り、病気の。お見舞いに「それは結構です」という時代がきた。でこの7条は終わります。内容的には正にみちえ先生がおしゃっていた内容の事なんですが、今日のお話しで半信半疑だったものが、どこか今の純粋倫理でうたっている事柄に雲のような霧のようなものが立ち込めていましたが、今日はなんだか雲や霧が取れて晴れ晴れとした感じだったんです。
先日も某私立病院の先生にこのような話をしたら、このような答えが返ってきました「病気は病気と受け止めて、医者の言う事を素直に聞けば良いんだよ!」それはそうです。そんな方に「生活の不自然さを直せば病気は治りますかね~?」なんて聞いても「何しに来たんだ!」って叱られてしまいます。病気になったらなったで、素直に受け止めて最良治療を受けつつも純粋倫理を学んでいる私達は、この原因を探求しないかぎり治る病も治らず、直ったとしても再発の準備はしっかり整っており、繰り返し繰り返し無駄使いをしていくわけなんですね。常日頃より健康診断を怠らない事も凄く大事!でもそれ以前に自分にとっての不自然さを観察し改善していく事がストレスをなくし、より自然と調和した体つくりになっていくのではないのでしょうか!
「自分」という字は「自然」から「分かれた」存在というそうです。人間も自然の一部なんだ!だから分かれた細胞の知恵でつくられた抗生物質または放射性のものを取り入れた治療や検査には時折このままでいいのか?!それよりももっと根本的な何かに人間は気付かなければ生まれてきた意味を知ることもなしに「生きる屍」となり自分の破壊は地球の破壊に繋がってしまう。だからこそ当倫理法人会の丸山理事長は悪欲の皮をかぶった医療を見破る目をこの倫理法人会の学びで養いなさい!と言い続けています。その目を養う事は自身の健康サインを読み取れることにも繋がります。
病気は生活の赤信号で、ここに正しい医療の精神的意義が確立されるのです。今起こっている病気は、嫌うべきものではなくて、これを御縁として個人個人がその時その場合の正し生活に立ち返ることが出来る。だから私達は病気になったことを喜ぶのが本当で、それこそ積極的な生き方であり、正しい医療と相俟って、人生を豊かにし、幸福を築き上げる本道となりうるのだと確信しております。
私のまわりにも様々な病で苦しんでいる方が沢山います。そういった方に純粋倫理では声を大にして言っています。けっして悲観してはなりません。憂鬱卑屈にはなってはなりません。その時その場の状況に応じて、取るべき手段を尽くすと共に、最も根本的な原因となっている精神状態を、健全な方向に引き戻し生活を健康なレールにのせるよう、直ちにとりかからねばならない。その根本原因が解らない時は、人に聞き、自分の気持ちを変え、生活を改める時に、その病気はグングンよくなってきます。精神状態が一瞬にして変わってしまうと一瞬にして肉体も変わるのです。その関係はじつに微妙であり、精微であって、まったく素晴らしい作用反作用をしあっているものです。
私達はこの点に、はっきりした認識を持って、自分の健康を培い、恐れずひるまず、仕事に喜んで打ち込むことで、このたった一回の人生を、真に生き甲斐の在るものにしていきたいと思っております。
なんか、私自身の健康決意表明になってしまいました。ごめんなさい。みちえ先生のような方が医療を目指す若い先生たちを指導して頂く事は日本の医療に希望の光が見えてきました。頑張って下さい!応援しております。
鈴木博久