小川講師の講話
あっという間の時間でした
母として子供たちのしあわせを毎日祈っている中で、家族間に問題がある場合、現在の私、私の両親又はその祖先まで及んで関係がある事は、考えてもみませんでした。家庭の中で人格を形成する場所が、お墓参りそしてこの家系学、ジェノグラムプロジェクトは、未解決の問題、未完了の問題をどうしたら良いか、気付きと問題から学べる家族になれる様に、家族を大切にして、祖先を大切にしていく素晴らしい家系学だと思いました
小川講師が今日はある家族の構成を例にと興味あるお話をされました。ある女性がどうしても夫と別れたいと相談にみえたそうです。その夫との間に三人の子供がそしてその一人が不登校になってしまいました。そして夫は子供たちに向き合わないで、転々と職を変え、夫とは別れたいとの事に、そこでその夫の両親のことを聞いてみると、その男性の両親は生まれて直ぐに別れて父親は別の女の人と暮らし、その夫は生涯孤独な状態だったことが解りました。またその女性の両親も短命でと孤独な家庭に育ちました。
子供の不登校の問題はどうしたら良いか。両親の孤独な養育期が問題にとの気付きをもらいました。子供からのメッセージである不登校、そして夫が妻の父親に結婚式以来会ってない事、妻は夫の親に会わないこと。そこからお互いに両親への問題点に気付かれたようです。夫婦の問題点が家族に影響され、その夫婦は凍り付いた解釈や感情が背景にあったとは氷点の一角であり、それを子供が教えてくれたとが、その後の和解に繋がりました。
理想的な家族とは問題から学べる家族であり、自分を支える力を自己評価していきたいと思います。
母と子の関係については、心の傷、親子の絆は、相手から愛されるより愛することで復元するとのお話は、私の心にしみわたりました。
親子には脚本を書き替える子供が握っている命のバトンがあり、感謝して生きようと教えていただきました。
そして一番は、絆の大切さ、家族の在り方を見つめ直す機会をこの家系学という学びから頂いた事に感謝し、また深く色々学びたく、次回の講話を期待して感想とさせていただきます。
小川講師ありがとうございました。