江夏猛史講師、ご講話ありがとうございました。
鬼気迫るトークで身の引き締まる思いでした。
東海地震は起こるとわかっていても、たいした事はないだろう、自分は大丈夫だ、この地域なら津波も大丈夫だろう・・・なんて思っていましたが、今回のお話で、そんな悠長な事を言っている場合ではない事がわかりました。
また、地震の規模は予測不可能で、絶対に命を守れる保証が無く、小中学校で実施している身を守る訓練はまったく意味のない事もはっきりとわかりました。さらに、企業からの防災グッズの提供のようなビジネスの展開ではまったく不十分であることから、教育指導を根本から改善しなければならない理由がはっきりと確認できました。
江夏様から「地震で従業員が死んだら社長の責任だと思いますか?」との質問で、私は答えられませんでした。それは仕方ない事と思っていましたが、そうではなく、出来る限り命を落とさない対策を今から講じなければならない。従業員も大切な命、家庭があり家族がいるわけですから・・・。そういったことから企業の責任の重さがわかりました。
対策を十分にした上でも絶対安全ではない地震・・・企業は少しでも多くの命が助かるために、あらゆる予測や努力をし続けなければならないと思いました。
江夏様のご講話が無ければここまで深く考えず、通常どおり過ごしていたと思います。これからはあらゆるところの危険性を見逃さないように注意し対策していこうと思います。
ありがとうございました。
磐田市倫理法人会 広報委員長 佐々雅之