平田先生(泰忍禅師様)
素晴らしく素敵な修行のお話し、会員のみんな未知の世界の話?ん?道の世界?どっちでもいいか・・・。感動いたしました。
相場さんから聞いたのですが、平田先生は以前、倫理法人会の会員だったんですってね!
ビックリしました。久々に来た磐田市の倫理法人会はいかがだったですか?
平田先生が会員だったときはまだグランドホテルで開催していたと思うんです。「なんで 豊田町なんだってっ?」そう、私達元気がいいでしょ!だからホテルから「おまえら朝っぱらからうるさーーい!」って追い出されてしまった。
その時は青くなりましたね。「こんな朝から貸してくれるところがあるのか?」でも出てくるもんですね!「しょーがない、別を探そう!」と思った瞬間に話が上がってくるんです。 「物件が出てくるまで、何とかしてグランドホテルに延長の話を」と考えていると、いつまでたっても新しい物件は出てこない。捨てるが先ということをよく聞きます。何かに囚われた心を持っているだけで次の一歩って現れないんですね。
私達が学んでいる純粋倫理は、利害損得にからむ喜びや悲しみを超え、常に楽しく、明るく、充実した人生に導く生活法則の研究をし、実践・普及する事で公共の利益を実現する、民間の社会教育団体なんです。そこで、まず奨励されるのが「捨てる」という実践なんです。平田先生が仏門に入るという事は、ある意味、急遽の「捨てる」実践だと思います。なかなか 口では言っても仏門の扉をたたき、入信、修行する事なんてできません。先生のお話を聞いても「凄いなあ~」とは思っても「やってみたいなあ~」なんて思う人はなかなかいないと思うんです。それは皆さん捨てることができないこと、いっぱい抱えてるからなんだと思います。万人幸福の栞12条=得るは捨つるにあり・・・。余分なものを捨て、我欲を捨て、時には生命すら捨てる覚悟で人生に挑む。先生までの域にはまだまだいけませんが、そのような気概を燃やしていきたいです。
先生、お話しの〆で言ってましたよね。過去や未来よりも今が大事なんだと。ホントそうだと思います。心配や恐れという憂える考えというのは、過去に対して頑張ってきた自分や周り、また物も同じで、すべてに感謝をしていなかった自分の心が生み出している感情なんだと思います。何も起きていない無事な事が起きている。毎瞬間毎瞬間起きている。これが感謝の本質。手に入れるものだけが感謝ではなくて、穏やかに暮していることが感謝なんだと、この頃やっと感じるようになりました。過去は英語でPAST、未来はFUTURE、現在はPRESENT。現在何も起きていないということこそが神様からの最高のプレゼントなんだなあ~。
最後に一休さんと代官様との問答のやり取りで、代官様が「こら一休、地獄や極楽は、あるとかないとかいわれとるが、どこにあるのじゃ?」その問いに一休さんは「極楽は西とはいえど東にも・・・きた道探せば南にある(皆、身にある)」平田先生の講話を聴いて こんな粋な話を思い出した素敵な朝でした。
PS:
先生、磐田市倫理法人会のHPが毎週木曜日更新しております。見て頂いて興味がある講話者がいた時は是非遊びに来てください。遊ぶことも修行よね(^◇^)
鈴賢和尚(鈴木博久)