万里子さん!御疲れ様でした。
セミナー前の、会長挨拶時に「今日はメモを取らず、学ぶより感じて頂きたい!」の私の一言に会員のみんながメモを取らずガブリついて聞き入っていました!うちのメンバーって素直でしょっ!? そうねんです、私達倫理法人会は素直さを目指しているのです。倫理では「純情」と書いて「すなお」と呼びます。この「すなおな心」を日常生活の一つ一つに当てはめて表しているのが「万人幸福の栞」なんです。だから、みんながメモを取らなかった行動は確実に純情(すなお)が浸透しているということなんだと思っています。
万里子さんから帰り際に素敵な言葉を頂きました。「会の印象が来るたびに変わる、パワフルな燃え立つ炎が、きめ細かな炎に変わってきている。」僕はその言葉は磐田市倫理法人会が自らの力で磨きだされているのではないかと感じたんです。僕は研磨業ですからモノを磨く事に関していえばプロなんですよ。梨肌の金属をどのように鏡のようにするのか、まずは素材の状態を知ることから始まります、凸凹具合、穴があれば大きさ硬さ柔らかさ、熱伝道、ウェットかドライか、いろんな条件の中を知ったうえで 削る工程を考えていくのです。
万里子さん言っていましたよね。「種は傷をつけて殻を破る」。要するにキズがなければ花が咲かず実も付かない。まして繁殖も有りえないですもんね!話戻しますね。素材の状態を知ったら一番最初に何で削るかなんです。凸凹がひどい物は粗い砥石から、状態が良いものならば細かい紙ペーパーから粗い砥石工程から入ったものは少しずつ時間をかけて細かくしていきます。結果最後はどんな素材でも鏡のようになります。人の場合はヤスリの粗さは同じなんですが、それを受け入れる人間の器が少しずつ大きくなることは、ヤスリの目が細かくなることに繋がります。若い頃、傷が勲章になるなんて事は、こういったことからなんだと思います。すべての傷は自身を磨くための砥石なのだという事に気付かされます。
では磨くには 何をすればいいのか!? 万里子さん帰り際、教えてくれました。「自身を磨く事とは細胞が活性化する事、その細胞を活性化するには、好きな事をやるのではなく、良い事をするのでもなく、ただ純粋に人助けをする時に細胞が活性化する。」なるほど。何か事を行うときに、これは誰かを助けているのか!逆に自身が好き好んでやっていないか!世の為・人の為を自分から良い事をしていると傲慢になっていないか!今こうして私自身、会長職を受けていることに関して誰それの為に、という考えではなく誰それと共にという自立支援型の考えでなくては、人を助けているようで助けているのではなく、力を失わせ、助ける側の自己満足の行為なんだということに気づかされました。魚を与えず、釣り方を教えるという実践が細胞を活性化させ、自身も人をもいずれ輝き、「あなたはまだこの世に必要ですよ!」という神の言葉を聞いてみたい(^^♪ 素晴らしいアドバイスを本当に有難うございます。
鈴木博久