<見出し>
・父は酒乱
・次男の死
・ターニングポイント
・父と子の絆
・変化
・チェンジ
・奇跡の始まり
・メッセージ
・編集後記~佐々~
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・父は酒乱
織屋が多く妻に仕事をかませて夫は遊ぶ時代。
自分と弟と父の酒乱におびえていた。
母は自分たちを守ってくれたが、父の事を悪く言ってはいけないといつも言っていた。
父はいつも暴れていたが、何が不満なのかがわからなかった。
父には数々の伝説がある、
父の頑固さを母がなだめていた。
・次男の死
父が荒れているとき、弟が遊びに出かけて交通事故に遭い亡くなる。
事故の相手は知り合いだったため、父はあれだけが悔しいと嘆いていた。
この因縁は何?理解ができなかった。
・ターニングポイント
これをきっかけに倫理に入り、酒を飲んで暴れるのをやめた。
これこそが人生の曲がり角。
やがてリーマンショックがやってきたが、漁にでて稼ぎ、不景気を乗り切る。
・父と子の絆
太陽が出る前の漁(小笠原諸島)で2人きりで朝を迎える。
これが2人きりで見た風景、語り合った最後の時間だった。
病気に侵された父は他界。
1年後、父の存在の大きさに気づき、ぽっかりと穴が空いたようだった。
・変化
ある日職場の教養を見つけ、倫理法人会に入会していることに気づく。
母は倫理に通い詰めていた、それにはとても感謝している。
そして自分も倫理に行ってみようと思った。
倫理でいろいろと学ぶ。
あわせることを学ぶ(愛和)
自分から人に近づき、勉強をする。
・チェンジ
磐田市倫理法人会は10周年を迎える。
会長は今期でやめる覚悟を決めた。
理由のひとつは、10周年ということで、初代の会長を会に戻す事。
もうひとつは、結成当初から残っている唯一の人物、母である鈴木裕子に会長になってもらうことである。
唯一の2人で会を盛り上げてほしい。
さらに、母は癌に侵されており、倫理にかける思いがある。
倫理には数々の奇跡が存在し、それに賭けたい。
そして倫理が正しいと証明したい。
・奇跡の始まり
母を会長にすることを宇都さんに相談する。
すると「治るよ」の一言だった。
母は「やります」と言った。
その1週間後、医科大で更に検査をするが、マーカーはあるが、癌は何処にもないと言われる。
こういった事例は倫理には無数にある。
まさしく遺伝子革命であると思う。
・メッセージ
幸せは気付くもの。
気付いたらそれは幸せのスタート地点。
今の環境を悪く思わず、上を求めず、与えられた環境を信用し、楽しんでほしい。
生きていることに感謝し、今を生きてほしい。
今失うと悲しくなる3つの物、手元にあるそれらに感謝する。
・編集後記~佐々~
鈴木会長、ご講話お疲れ様でした。
ご講話を聴いて、いろいろなことを思い出し、多くのことに関わらせて頂いた事に気づきました。とても幸せで、感謝しております。
お父様とは何度かお会いしたことがあります。会社に伺ったとき、はじめて会った私ごときに、気軽に大きな声で挨拶をしてくれました。そしていきなり「今日捕れたシラスもってくか?」と袋いっぱいのシラスを頂いたことが印象に残っています。私にはまったく恐いイメージはありません。とても穏やかで優しい、気さくな方というイメージだけです。
お母様とはパソコン教室の生徒様としてお付き合いさせていただき、その後スズケン様ともお付き合いをさせて頂いております。更に最近では、英会話教室でもお世話になっております。とても他人とは思えない、とても長く、不思議なつながりがあるとしか思えません。裕子さんは、私にとって年の離れたお姉さんです。
また、鈴木家の40周年のビデオを制作させていただいたことがありました。約3千枚のお写真を拝見し、30分の人生のビデオを作ったとき、自分の一部が鈴木家のほんの隅っこに入れた気がしました。自分の作ったビデオに感動した記憶があります。
手前みそになりますが、まだまだ鈴木家にはお世話になると思います。個人、会社、倫理法人会・・・すべておいて。
半永久的に、微力ながら、なんらかの力になれるように頑張っていきますので、まだまだ末永く走り続けて頂きたいと心より思います。
ありがとうございました。
佐々雅之