高橋 良徳 様へ
4月11日のご講話ありがとうございました。
待ちに待った高橋さんの講話でした、前回の会員スピーチでの衝撃的(?)なデビューのインパクトはそのままにますますパワーアップされていましたし、高橋さんの世界観がとてもよく伝わってくる内容でした。
「多様性」というシンプルだけど、奥の深いテーマを選ばれていましたが、新札発表というタイムリーな話題からスタート、1万円の肖像に選ばれた渋沢栄一氏の「論語と算盤」の考え方には、倫理の本質に通づるものがあるな、と思いました。
「論語と算盤」言い換えると、道徳と利益。渋沢は生涯、道徳経済合一の理念を追い続けた、私利私欲ではなく、公益を追求する「道徳」と、利益を求める「経済」は一見遠い存在のようで、事業、会社経営をするのであれば、両立しなければならないテーマです。多様性にもつながる考えかたであり、業種やいろいろな世代が共に学ぶ、倫理法人会においても、万人幸福の栞10条や11条で書かれている内容にあるな、という気づきがいくつもありました。
今回、ご家族で見に来てもらえなかったことが残念とのことでしたが、その中でもなかなか、お子さんに働いている姿を見せることは無いと思いますが、きっと娘さんの記憶の中に残ったことと思います。