太田講師の貴重なお話、胸に響きました。
少年Aのお話が始まった時、結末は悲惨なものだと勝手に想像しました。しかし、最後は彼を救うことが出来たと聞き、とてもほっとしました。なぜ救えたのか・・・その過程がとても大切だったんですね。ほんの一瞬みせたサイン・・・それ見逃さなかった太田さんは素晴らしいと思います。私でしたら、見逃すだけでなく、どうしてよいかもわからず放り出したと思います。会話の中にある叫びやヘルプを見逃さないように、常に注意深く聞くことの大切さを学びました。
少女Bは会話の中ではなく、自分の身を削っても行動に出た、その意味を汲み取ることが出来き、またその後、公にすることに反対した太田さん・・・私も見習いたいと思います。車の中で親子が嬉しそうにしていた姿を見逃さない・・・これですね。また、公にしないことで彼女の生活を守ることになる・・・これは全く考えられませんでした。ちょっとした言葉を聞き取り、ちょっとした行動を見逃さず、そこから本当の思いを感じ取り、更には後の人生まで考えられる・・・そんな人間になれたらと思います。
今の段階ではとても太田さんには追い付かないと思いますが、これからはこの講話で得た気づきを心に刻んで、人の話や行動を注意深く、また優しい心で見ていきたいと思います。
磐田市倫理法人会 広報副委員長 佐々雅之